古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

管理方法-日常管理

夏の水やり(屋外)

日光強くなってきたな~と思ったら、最近一気に暑くなってきましたねぇ 昼間はもうTシャツ一枚でも快適なくらいです ついこないだまでモコモコがついたジャケット着てたんですけど・・・ 前置きはさておき、細辛にも夏の風物詩が現れ始めました 夏の暑さと蒸…

細辛にとって日差しがちょっと強くなってきました。総員退避!

ちょっと予想より早く、日差しが強くなってきました(中部地方平野部) ついこないだまで冬⇔春だったのが日によっては春後半みたいです 昼間、外に出ると「日差し強っ!!」と感じる地方の方は可及的速やかに家に帰り細辛の置き場を確認してください 葉の成…

春の水やり後半戦 情報詰め合わせ等々 新芽成長記録4/18も

ほとんどの株がのんびりと葉を伸ばしている中、早々と展開し終えた株が出てきました(ほぼ玉霰軍団ですが) これからも続々と色々な品種が展開し終えていきます 以前にも書きましたが、展開し終えた株とまだ成長途中の株で水やりは変わってきます 成長途中の…

日当たりは多すぎても少なすぎてもダメ

3/3 書き忘れがあったので(日当たりが多すぎることの弊害)書き足したのと、玉霰の性質を書き足しました 他の植物同様、細辛も大事な時期に日当たりが少ないと徒長します そして、当てすぎても葉が劣化していきます 難し・・・くはありません そこを解説し…

春の水やりは? 水やり好きが歓喜する季節到来

とは言いますが、どこまでやってもいいってものでもなくて新芽の成長や時期に合わせた量があるので、それを解説していきます 2月 一年間の管理と維持の記事では2月にもう水やりを増やすと書きましたが、今回ひげ根の状態を見たところ、その必要は無さそうな…

新しい葉の命綱:ひげ根と注意事項

冬眠から目覚めた細辛は、新葉が完成する5月頃までに大量に水を欲しがります そのために株たちはあるトランスフォームをします それが 「ひげ根を生やす」 です 具体的には2月頃から根っこにたくさんの細かい細かい根っこを生やします それが「ひげ根」です …

冬の水やりは?極寒編

人間にも冬眠機能があればいいのに・・・ そんな事を本気で考え始める時期が今年もやってきました 味噌県のこの辺りではあまり雪は降りませんが、各地降雪報告が上がってきています そこで、 極寒の中で水やりして凍らないのか?を考えてみます 外で管理をす…

冬の水やりは?

夏や秋のやり方を続けてください 以上。 ではなく、水やりの記事はしつこく何度も書いてますが 大事なことなので また改めて書きますね 実際、水切れ具合の確認の仕方によっては一年中同じです 同じというと厳密には語弊があるかもしれません 目安の日数で換…

外置きにするとすぐにやってくる「奴ら」

それはあっという間にどこからともなく現れます 一体どうやってエサのありかを見つけたんだろうというレベルです 地面から高いところに置いても現れます 殺虫剤を撒いても現れます それは 細辛の天敵 なめくじ 他の植物を育てている方々にとっても迷惑な存在…

細辛は水やり好きには向いてない 過保護が細辛を枯らす

植物を大事にしている人はおそらく水やりも好きであろうと思います 毎日植物を眺めて触って楽しみながらじょうろに手が伸びるのが日課という人も少なくないのではないでしょうか でも 眺めて触って楽しむところまでにして、じょうろには手を伸ばさないでくだ…

細辛の水のやり方 ひと工夫が株を守る

たかが水やり、されど水やり ほんのちょっとした工夫が株を守り、また丈夫な根っこを作ることになります それは 水をかける場所です 葉っぱの根元(花がついているあたり)を避けて水をかけます ここからは水を吸いません 逆にここに水をかけることで腐る原…

細辛の一年間の管理と維持

月 水やり(目安) 遮光 風通し 植え替え 月 1月 約10日に1回 50% 無し 〇 1月 2月 〃 〃 〃 ✖ 2月 3月 〃 〃 自然の微風 ✖ 3月 4月 約4日に1回 〃 〃 ✖ 4月 5月 〃 80% よくする 〇 5月 6月 約7日に1回 〃 〃 〇 6月 7月 〃 100% 〃 〇 7月…

細辛の管理方法

水やり 水やりの時間 管理場所 観賞場所 肥料 出芽時期の管理 水やり あける日数は季節と土による 土の表面が白く乾いていても、葉がしっかりしていれば水はやらない 軸を触ってみて張りがあれば大丈夫です 張りが無くなって、少しくたんとなったら下へ水が…