古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

2020-11-14から1日間の記事一覧

雅(みやび) Miyabi

登録年:平成15年 葉形:卵形、表面は平坦 葉肉の厚い絹葉 葉色:深川鼠色(逆芸) 斑芸:亀甲(葉脈・千歳緑)、砂子斑(千歳緑) 特記:葉脈に沿って砂子斑が集まるため、亀甲が浮かび上がる 地色の部分にも砂子斑が点在 襟合せ:普通 ちなみにデビュー前…

真鶴(まなづる) Manazuru

登録年:昭和7年 葉形:卵形、表面は平坦 葉肉の薄い毛葉 葉色:千歳緑 斑芸:亀甲(粗・薄緑・太) 襟合せ:普通

鳳凰錦(ほうおうにしき) Houou-Nishiki

登録年:昭和17年 葉形:楕円形、表面は平坦 葉肉の厚い毛葉 葉色:千歳緑 斑芸:蝶(大・脚部まで・浅緑)、黄亀甲(粗・葉脈)、胡麻斑(浅緑) 特記:蝶のそばに同色の胡麻斑がある 萌黄色の鮮明な葉脈亀甲がある 襟合せ:普通 登録時の漢字は「鳳王錦」 …