品種紹介
○○桜と名の付く品種やその派生の品種、 似たような名前で似たような見た目で、何が何やら・・・って思いませんか?私だけか?? ややこしくて、いつか整理しようと思って5年たってました このたびようやく向き合う覚悟ができたのでまとめていきたいと思いま…
9/24 斑芸の表現を訂正しました 登録年:昭和63年(研究会でのみ) 命名:昭和53年 葉形:卵形、表面は平坦 葉肉の厚い毛葉 葉色:若緑(逆芸) 斑芸:谷(中・薄緑)、霰斑(深緑)、胡麻斑(深緑)、砂子斑(若緑)、流れ斑(深緑)、切り斑(深緑)、浅斑…
展示会の告知した時の記事で、舞鶴を金舞鶴として紹介してしまいました メロンミルクの浅斑が見えんが?と思った方、失礼しました ついでに難しい4品種をそろって教わってきたので、まとめていきます まずは問題の舞鶴写真 舞鶴だと思ってラベルを確認した…
↑ ↓ 砂子斑の出が甘い ↓上芸状態 霰斑のあちこちに大量の砂子斑が入っている 作出:昭和56年 葉形:卵形、表面はひねる 葉肉の厚い羅紗葉(2024.5訂正しました) 葉色:暗緑色 斑芸:玉(大・薄緑)、霰斑(薄緑)、切り斑(薄緑)、流れ斑(薄緑)、砂子斑…
登録年:昭和17年 昭和30年に登録除外葉形:卵型。葉先とがる 葉周りにビリが入る 葉肉の薄い照葉 葉色:深緑 斑芸:無芸 特記:葉姿が乱れる。摺墨のように整った形にならない 襟合わせ:浅い
↓峰・ノリが消え、襟合わせも(本芸に比べ)悪い状態 平成3年 命名 葉形:円形、表面はひねる 葉肉の厚い毛葉 葉色:暗緑色 斑芸:亀甲(密・薄緑)、蝶(中・若緑)、谷(普通・薄緑) 峰(薄)、ノリ(淡) 斑芸変化:ノリの濃淡 特記:ノリがあるために亀…
↓ 冠白として栽培中、上芸を認識し始めた頃の写真 ↓ 手前の葉は玉龍だが、他の二枚が冠白の芸 なのでまだ玉龍とは呼べない 本芸の葉が全て玉龍の芸になる株になれば玉龍と呼べる(出世魚みたいなもの) 一度玉龍の芸になった株は冠白に落ちることはまず無い…
斑 天の川・大斑泰山・銀世界・金舞鶴・黒牡丹霰斑・黒牡丹鯰斑・ささめ雪・残雪・敷島・不知火・泰山雪・宝錦・宝船・千代の寿・東洋殿・錦松・羽衣・葉桜・宝生殿・舞鶴・満月・雅・明星・羅紗丸 ↓羽衣 玉 太田切斑・玉兎・大幸・最中の月* 下がり藤 三光 …
蝶 司牡丹・露の蝶 谷 黄金橋・金閣 蝶・亀甲 鳳凰錦 蝶・斑 関の戸 蝶・谷 五三の宝・彩星*・雪橋・谷間の雪・丹頂・鶴と亀 谷・斑 渡月橋・平和の光・地球宝* 谷・玉 唐牡丹・玉通・天鈴殿 谷・ひげ 錦鳳 谷・亀甲 金鳳錦 蝶・谷・斑 安土の誉・嵯峨錦・杜…
亀甲 愛国の華・迦陵頻・金城冠・金星光・興亜の光・鐘馗・昭和錦・大黒天・龍頭・天光錦・友白髪・福恵比寿・福牡丹・真鶴 亀甲・斑 朝日錦*・老の友・緒房亀甲*・世寿 亀甲・峰 千代田錦 亀甲・下がり藤 長盛殿 亀甲・蝶・谷 葵錦・谷間亀甲・武蔵 亀甲・…
無地 伊勢摺墨・黒城・黒牡丹・摺墨 図もの 図 七福寿・蜀光錦・紅孔雀 図・斑 羅紗丸の図 図・下がり藤 五十鈴錦・三光錦・沼山の図 図・亀甲・谷 金星光の図 図・斑・下がり藤 鬼笑 図・亀甲・峰・のり 春瓏 図・蝶・谷・斑 春粧* 図・蝶・谷・亀甲・のり …
流通済み・未流通含みます あ行~な行 は行~わ行 あ行~な行 安土の誉(あづちのほまれ) 淡墨(うすずみ) 宇宙(うちゅう) 延寿(えんじゅ) 朧月(おぼろづき) 折鶴天司(おりづるてんし) 織姫(おりひめ) 華心(かしん) 唐牡丹(からぼたん) 紺珠…
細辛を勉強し始めて三年ちょい しっかりすっかり細辛バカに成長したところで、ヲタとして推し(の品種)を語ってみたいと思います ただ、まだ新人ゆえ、どの品種も新鮮に感じて好きなんですが、とりあえずその中でも特に好きな品種に絞りました マニアックに…
登録年:明治31年(おそらく。それ以前は銘鑑での追跡不可能) その後除外(昭和6年の銘鑑には記載無し) 葉形:卵形、表面は平坦 葉肉の厚い毛葉 葉色:緑青色 斑芸:亀甲(葉脈・地色)、霰斑(深川鼠色)、胡麻斑(深川鼠色)、砂子斑(深川鼠色)、切り…
登録年:明治31年(おそらく。それ以前の銘鑑で追跡不可能) 葉形:楕円形、葉全体が下方へ反る 葉肉の厚い毛葉 葉色:深緑 斑芸:亀甲(地色・深緑)、霰斑(深川鼠色)、胡麻斑(深川鼠色)、砂子斑(深川鼠色)、切り斑(深川鼠色)、流れ斑(深川鼠色) …
昭和53年 作出 葉形:丸形、表面は傘形 葉肉の厚い絹葉 葉色:鉄色 (2024.5訂正しました) 斑芸:玉(大・白緑)、葉脈亀甲 特記:玉の中に亀甲が必ず入る 最中の月に似る 最中の月にも亀甲が入ることがあるが、こちらは「必ず・くっきり」入る 襟合せ:深い
登録年:昭和26年。現在は除外。絶種扱い 昭和25年 命名 葉形:楕円形、表面は傘形 葉肉の厚い絹葉 葉色:深緑 斑芸:蝶(大・緑白)、下がり藤(白・大・淡) 斑芸変化:二重蝶になることがある 特記:福娘の系統 福娘の地色の濃い斑芸 巨大な下がり藤によ…
登録年:平成12年 葉形:楕円形、表面は平坦 葉肉の厚い毛葉 葉色:濃緑 斑芸:紺亀甲(地色)、玉(白緑・大)、霰斑(白緑)、砂子斑(白緑)、切り斑(白緑) 特記:各種の斑により地色の葉脈亀甲(紺亀甲)が浮かび上がる 玉の中に地色の紺亀甲が入る 貴…
登録年:平成22年 葉形:楕円形、表面は平坦 葉肉の薄い毛葉 葉色:緑 斑芸:亀甲(淡白・太)、下がり藤(萌黄色・大)、霰斑(萌黄色)・砂子斑(萌黄色)・胡麻斑(萌黄色) 特記:下がり藤の中にのみ白い亀甲が現れる (登録時、銘鑑では段髭として記載…
発生親:六歌仙(実生) 登録年:平成19年 葉形:楕円形、表面は平坦 葉肉の厚い毛葉 葉色:緑青色 2024.5 地色と各芸の色を訂正しました 斑芸:二重蝶(錆青磁・大)、亀甲(白緑・中密)、谷(白緑・中)、霰斑(錆青磁)、砂子斑(錆青磁)、ノリ(薄) …
↓病気による黄変 登録年:昭和18年 葉形:楕円形、表面は平坦 葉肉の厚い毛葉 葉色:緑 斑芸:亀甲(密(網目亀甲)・白)、谷(白・太) 斑芸変化:出芽時は太い亀甲に虎斑。その後消える(曙斑) 襟合せ:浅い
作出:昭和50年 葉形:卵形、葉縁下方へ反る 葉肉の厚い毛葉 葉色:若緑色(逆芸) 斑芸:峰、下がり藤、霰斑(暗緑色)、流れ斑(暗緑色)、切り斑(暗緑色)、浅斑(薄緑)、要斑(暗緑色) 斑芸変化:霰斑の多少 霰斑が多く出て斑芸が逆転することがある…
↓葉裏 登録年:昭和55年(現在は除外) 葉形:円形葉、葉縁下方に反る 葉肉の薄い絹葉 葉色:濃緑 斑芸:図(象牙色、図がどの層まで出るかで残る緑の濃さが変化する) 斑芸変化:図の大小・多少 特徴:泥軸。徒長しやすい。ヒメカンアオイ系 襟合せ:開く …
登録年:明治元年、名鑑にて確認(それ以前は資料が無い為不明) →現在は除外 葉形:特大の三角状卵形、表面は平坦 葉肉の厚い絹葉 葉色:深緑 斑芸:図(大小様々・象牙色と.淡黄色)、下がり藤(大・薄緑と浅緑)、霰斑(薄緑)、浅斑(浅緑) 斑芸変化:…
登録年:明治1年 葉形:楕円形、表面は平坦。傘形になることも 葉肉の厚い毛葉 葉色:千歳緑 斑芸:蝶(若緑・小)、谷(細・薄緑)、霰斑(若緑)、胡麻斑(若緑)、砂子斑(若緑)、切り斑(若緑) 特記:全て切り斑で構成されるため芸が鮮明である 斑芸変…
登録年:昭和6年 現在は除外 発生親:玉羅紗(実生) 葉形:楕円形、表面は平坦 葉肉の厚い絹葉 葉色:藍鉄色 斑芸:下がり藤(中・長・灰白色)、亀甲(葉脈・地色)、霰斑(銀鼠)、胡麻斑(銀鼠)、砂子斑(銀鼠)、切り斑(銀鼠) 特記:霰斑・胡麻斑・…
↓図が年を追うごとに巨大化・白くなると株は弱っていく 写真は株の最期の写真 この年を最後にこの株は枯死した 登録年:昭和38年 葉形:卵形、表面は平坦 葉肉の厚い毛葉 葉色:松葉色 斑芸:亀甲(密・薄緑)、谷(中・薄緑)、図(本斑・大小) 斑芸変化:…
登録年:昭和26年 葉形:楕円形、葉縁下方へ反る 葉肉の厚い毛葉 葉色:暗緑色 斑芸:亀甲(密・白緑)、谷(細・白緑) 襟合せ:深い
↓最も良く斑が出ている状態 二重蝶にもなっている ↓葉脈髭が亀甲状へと変化(継続はしない) 発生親:玉冠(実生) 葉形:楕円形、葉縁下方に下がる 葉肉の厚い毛葉 葉色:深緑 斑芸:蝶(中・浅緑)、谷(中・浅緑)、玉(大・薄緑)、髭(葉脈)、霰斑(若…
葉形:円形、葉縁下方へ反る 葉肉の厚い毛葉 葉色:暗緑色 斑芸:峰(薄緑)、霰斑(薄緑・若緑)、胡麻斑(薄緑)、砂子斑(薄緑)、切り斑(薄緑)、流れ斑(若緑)、浅斑(若緑) 斑芸変化:上作になると峰が玉になる 特記:胡麻斑と浅斑が集合して霰斑を…