古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

2020-02-22から1日間の記事一覧

嵯峨錦(さがにしき) Saga-Nishiki

初代株 登録年:平成31年 葉形:卵形、葉縁下方へ反る 葉肉の厚い毛葉 斑芸:二重蝶(大・若緑)、谷(太・薄緑)、髭(葉脈・若緑)、霰斑(深川鼠)、胡麻斑(深川鼠)、砂子斑(深川鼠)、切り斑(深川鼠)、流れ斑(深川鼠) 特記:霰斑・胡麻斑が切り斑…

御所桜(ごしょざくら) Gosyo-zakura

↓これでもひと株 芸は同じだが、斑模様が荒れやすい為このようになる 2022/4 葉色・斑芸に間違いを見つけたので訂正しました 登録年:昭和55年(再々登録) 昭和22年登録、昭和25年再登録 葉形:楕円形、葉先下へ垂れる 葉肉の厚い毛葉 葉色:薄緑色(逆芸) …

細辛の歴史、カンアオイとの違い

ブログの初期の頃に細辛とカンアオイのちがいについて書きましたが、色々なところからブログを見に来ていただけるようになったのと、他のところで細辛とカンアオイの違いについて質問をよく頂くようになったので、もう一度まとめておこうと思います ただ、私…