古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

斑もの

天の川・大斑泰山・銀世界・金舞鶴・黒牡丹霰斑・黒牡丹鯰斑・ささめ雪・残雪・敷島・不知火・泰山雪・宝錦・宝船・千代の寿・東洋殿・錦松羽衣・葉桜・宝生殿・舞鶴・満月・雅・明星・羅紗丸

↓羽衣

 

太田切斑・玉兎・大幸・最中の月*

 

下がり藤

三光

 

覆輪

帝冠

 

斑・亀甲

金城冠の斑・錦星・皇陽・朝陽・業平・羅陵王

 

斑・谷

雲龍滝・吉野

 

斑・峰

御所桜*瑞玉宝・蘇雪・玉御陵

 

斑・玉

宇宙・朧月・貴王殿・銀輝晃・月光殿・星雲・雪月花*・仙力・玉孔雀・玉桜・福玉錦・鳳凰・緑冠

 

斑・下がり藤

瑞王鶴・玉霰*・玉羅紗・月の川・白鷹・星の誉・夜光の斑・羅紗王・白雲龍

 

斑・蝶

令和錦

 

斑・蝶・谷

華心・芙蓉錦・三保の松・村雨・夜桜

 

斑・蝶・下がり藤

曙・螢雪・日月・白雪・千代田の松・ツヅラ錦・天女の舞・福娘・振袖・優宝

 

斑・谷・下がり藤

御代錦

 

斑・玉・下がり藤

翠峰・陽春

 

斑・峰・下がり藤

淡墨・彗星

 

斑・亀甲・谷

日の出(写真は源平柄状態)

 

斑・亀甲・下がり藤

雷雲

 

斑・下がり藤・覆輪

白蝶

 

斑・蝶・谷・下がり藤

煌滄・高楼の宴・吉野桜

 

斑・蝶・玉・下がり藤

銀玉錦

 

[斑芸変化]

最中の月* わずかな斑が出ることもある

御所桜* 峰の有無

雪月花* 下がり藤として見るか否かが不確定

玉霰* 下がり藤の有無

 

 

・グループ分けは昔から正式に分けられていたものではなく、把握しやすいように研究会として改めて分けたもの
 いずれ客観的に判断できる愛好家が増えた時に改めて議論の上正式分類されることを望む
・作出者や登録者の主観によると思われる斑芸解説は、見た目次第で省略する
一つでも芸が多く、また、その芸が少しでも上芸であると解説することで品種の価値を上げようとしたため
 (亀甲と同化する谷は亀甲の一部とする)
・グループが2つにまたがるものは見た目で主になる方(はっきり出ている方)
 ただし、白楽天においては白王楽との兼ね合いもあるため蝶谷系に分類する
・逆芸・洩れ斑・要斑・紺亀甲・分かりにくい葉脈髭・目立たない浅斑は対象外とする
・斑芸変化による有無があるものは平均して多い方に分類する(注釈を入れる)
・二重蝶・段髭はいったん「蝶」「ひげ」としてひとくくりにする