古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

玉霰(たまあられ) Tama-Arare

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↓葉の成長期に採光に気を付けてもモリモリ伸びる

でも強光はNG

↓下り藤あり

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↓虎斑(図の一種)。固定はしない

↓葉裏から

図は深層まで色が抜けるため裏からも透けて見える

↓玉霰の花。二月撮影。



登場年:明治14年

葉形:楕円形、表面は平坦

葉肉の薄い輝葉

葉色:深緑

斑芸:下がり藤(中・若緑色)、霰斑(白緑)、胡麻斑(白緑)、砂子斑(白緑)、切り斑(白緑)、流れ斑(白緑)

特記:霰斑・胡麻斑が切り斑・流れ斑となる

   下がり藤の無い個体も同名である

   徒長しやすい性質を持つ

開花期:二月頃。時期・形ともに他の細辛と異なる

襟合せ:普通

 

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