古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

2020-02-12から1日間の記事一覧

種、できてきてます!豊作の予感(*'ω'*)

種ができてるできてないはどうやって見分けるのか!? 撮影、頑張りましたが・・・ピンボケぎみの写真と共に説明していきます 気合いで見分けてもらえたら幸いです ちなみに、細辛オンリーで栽培してます ので ご先祖であるカンアオイも同じかどうかは分かり…

金龍宝(きんりゅうほう) Kinryuuhou

↓2020年の作 (一応)段髭・二重蝶の時点で金龍宝の条件は満たしているが、段髭があまりにもしょぼい その代わり、異常なまでの斑の数が出現している 登録年:昭和29年 葉形:卵形、表面は平坦 葉肉の厚い毛葉 葉色:暗緑色 斑芸:蝶・二重蝶(大・灰緑)、…

金舞鶴(きんまいづる) Kin-Maizuru

下の写真は上芸 鉄色の斑が全面に大量に出現し、紺色の亀甲が浮かび上がる 登録年:平成2年 発生親:錦松 葉形:卵形、表面は平坦 葉肉の厚い毛葉 葉色:山葵色(逆芸) 斑芸:霰斑(鉄色)、胡麻斑(鉄色)、砂子斑(山葵色)、切り斑(鉄色)、流れ斑(鉄…

金牡丹(きんぼたん) Kin-Botan

↓蝶と段髭 基本スタイル ↓極太く出た谷(たまたま) ↓斑が入った状態(たまたま) ↓液肥実験株 秋から葉の展開まで月二回液肥使用 肥料をたっぷり効かせたことで地色濃く鮮やかさが無くなる 段髭もいびつになった 金牡丹の株 右がきちんとした金牡丹の芸(蝶…

錦星(きんぼし) Kinboshi

登録年:昭和16年 葉形:卵形、表面は平坦 葉肉の薄い毛葉 葉色:千歳緑 斑芸:亀甲(粗・葉脈・若葉色)、霰斑(灰緑色)、砂子斑(千歳緑)、浅斑(灰緑色) 斑芸変化:霰斑の多少 特記:全ての霰斑が浅斑である(灰緑色) 霰斑の数は少ない 襟合せ:普通

錦鳳(きんぽう) Kinpou

登録年:昭和8年 葉形:卵形、葉縁下方へ反る 葉肉の厚い輝葉 葉色:暗緑色 斑芸:谷(太・浅緑)、髭(葉脈・緑) 襟合せ:普通