種ができてるできてないはどうやって見分けるのか!?
撮影、頑張りましたが・・・ピンボケぎみの写真と共に説明していきます
気合いで見分けてもらえたら幸いです
ちなみに、細辛オンリーで栽培してます
ので
ご先祖であるカンアオイも同じかどうかは分かりかねます
・種ができてる可能性のある花たち
・まだ種はできていないと思われる花たち
・・・(違いが)お分かりいただけただろうか・・・
花の中には円形状にめしべ、その周りにおしべがあります
スタンド型ハンガー(?)が花の中にあると気合いで思い込んでください
①まずは閉じてます
②受粉すると開いてきます
なぜ開くのか
まずは受粉した時点で一度開きます(最初の開き)
その後無事に種ができれば、中央(指をさしているところ)の下の部分に種が作られます
(どの植物にも言えると思いますが、受粉したからと言って必ず種ができるわけでもなく、種ができてもたくさんできるときもあれば1個しかできないときもあります)
種は一つ一つ梱包材(わた)でくるまれています
なのでその部分がぷくーと膨らんできます
それにつられて(?)上のめしべたちも広がってくるわけです(二段階目の開き)
ゴム手袋に空気をたくさん入れたら指の部分が広がるイメージが近いかも
今はまだ大きな変化は無いですが、春くらいになると種がある部分がもっとふくらんで、花ごとふくらみます
最大まで種が熟すと鎧がついている部分が割れてきます
気を付けていないとそこから種がこぼれてしまいます
まだ先の話ですが、またリアルタイムで種採取の様子も掲載する予定です
これらは分かりやすいようにガクを切り取ったものです
↑開いている ↓閉じている
↑開き途中
広がっている花の写真をたくさん撮ったはずなんですが、失敗作消しまくったらあまり残りませんでした・・・
今まだ閉じていてもこれからまだ受粉して種ができて開いてくる可能性も充分にあるので期待していきましょう
人工的に受粉させるという手もありますし
花の中に筆を入れてわしゃわしゃすれば受粉させられます
計画的に品種を作っていくのであれば(計画通りには出現しないけど)、花が開く前に人工的に受粉させる必要があります
そしてその中から良いものを残して作っていくという実生選抜で当方は様々な品種を作り出してきました
種ができてから新品種が固定するまでがとてつもなく時間がかかるのですが・・・(-"-)
それに耐えて新品種を作る方が増えるといいなと思います
ちなみに自然受粉でも新品種の可能性は充分あります
今年採る予定の種からもひょっとして・・・
数年後、まだブログを育てていたら掲載しようかと思います
忘れるところでした、花を守るための注意事項
潅水時に花になるべく水をかけないようにしてください
腐って召される可能性が・・・(上の写真、水滴つけてますがw)
↑召されました
もうこうなったら種は絶望です
もし潅水していて花の中に水が入ったら、強めに息を吹き込んで水分を飛ばしてやってください
終わり
月次レポートおまけその①
自由気ままな例の雪光殿、また自由な動きしてます
ちょっと前までこんな葉っぱ無かった気がするんだけど・・・汗
どう見ても新品葉っぱ
アホの子雪光殿w絶好調のご様子です
ちなみに年末くらいにヒャッハー言いながら新芽を伸ばしてた株はさすがに眠りについてます
もぅ春まで起きてくんなw
月次レポートおまけその②
金龍宝の新芽がドデカイです
写真だとこの大きさが表せないのが残念ですが・・・
デッカイ新芽はデッカイ葉になります(・ω・)v
今年の葉もこんなんでしたもん
畑に住んでたからボロっちくて斑芸もなんかイマイチパッとしませんが、葉の大きさだけは細辛としては一流選手です
斑芸も一流選手になってくれ~い
3/3
開き途中の、ガクを切り取った花の写真が「種ができている花」の写真のところに混ざっていたので削除しました