古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

金龍宝(きんりゅうほう) Kinryuuhou

↓2020年の作

(一応)段髭・二重蝶の時点で金龍宝の条件は満たしているが、段髭があまりにもしょぼい

その代わり、異常なまでの斑の数が出現している

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登録年:昭和29年

葉形:卵形、表面は平坦

葉肉の厚い毛葉

葉色:暗緑色

斑芸:蝶・二重蝶(大・灰緑)、谷(太・薄緑)、玉(白緑)、段髭(太・薄緑)、洩れ斑(灰緑)

斑芸変化:玉の出現の有無

     髭が発達して亀甲状となることもある

     玉・亀甲・斑模様の変化が激しい

     蝶もしくは二重蝶(谷などに比べわずかに緑がかる)

襟合せ:深い

 

変化が激しく本芸が分かりにくいが、作落ちしない限り常に金牡丹の上芸以上である

・斑芸色々・

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↑金牡丹の本芸

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