古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

新芽成長記録 3/25

先週に比べ、ずいぶんと開いた葉っぱが増えてきました

まだまだ斑芸は甘々ですが、早くに開いた葉っぱはどんどん斑がはっきりしてきています

変化しやすい品種は特に新芽チェックが楽しい時期です

とはいってもまだ大半がスクスク期の初期状態なのでもうしばらく新芽の変化に一喜一憂できそうです

 

 

↓六歌仙の図

地色が濃くなってきて図とのコントラストが強くなってきました

あとはどこまできれいな見た目になるか、楽しみな子

↓前回まだ品種が不明だった子

蝶が確認できたのでこれも六歌仙の図です

半分、白い

いわゆる源平柄です

葉がよれてるのは図ものではしゃーない

↓結構いい場所ご用意してるんですけどね・・・

好きなだけ伸びてく玉霰氏

(たまに鉢を回してます)

↓天平殿の切れ端

まだ開きかけだけど、「ザ・天平殿」って感じになってきました

↓ちょっとチェックを怠った間にエグいことになりました

(ウネウネと動くアレではありません)

実験株なので、展開し終わったらビフォーアフターの写真と共にまとめます

これ・・・あけるのかぁ・・・(げんなり)

↓でも地上部はまだこんなん ワロス

がんばるバランスがちょっとおかしい子

↓素っぴんの紅孔雀さん その後です

今年はこのままでいてもらいましょう

で、居残り組確定

↓おととしくらいに地植えした芋吹きありの玉霰

日当たりの悪いじめっとした場所で元気に、それはもう元気に生きております

葉っぱのきれいさは全然ですが・・・

↓黄色の矢印が去年の葉の残り

青い矢印四か所から新芽が伸びてます

植えたときからの年数でこんなに芋が伸びるのはちょっと考えにくいんですが・・・

めっちゃ掘り上げたい!!!中身を見てみたい!!でもこのままそっと自由に生きて行ってもらいたい気持ちもある・・・

とりあえずは我慢します

↓お隣のうずらちゃん

よく見たら新芽いっぱい

ほかっといてもスクスク育ってます

たまにすごいきれいな葉っぱを繰り出してくれる

↓襟合せが極深い品種はしばし右側の葉っぱのように上向きか下向きで仲良く衝突します

そんな時は指でそっと襟を合わせてあげます

左の葉も下向きに反り返っていましたが匠の手により直されて今の姿に

このまま自然に形が整うのを待ちます

ただ触り慣れていない人にはおススメできません(私もムリ)

ヘタしたらビリッと・・・・・・

↓友白髪の亀甲はにじみ気味だけど極太で豪華です

葉縁まで亀甲があるのもよき

↓千代田の松

品種の特徴がよく表れていて、いい葉っぱになりそうです♪

↓こんなにちっちゃいのにもう三保の松っぽさが見えます

完成が楽しみな葉っぱ

↓・・・まあ、こういうこともあるさ・・・

ということで白雪さんorz

芸はね、芸は完璧に白雪なんですわ(蝶・下がり藤・斑)

霰斑が圧倒的に少ないだけでこんな貧相に

草生えるwwwwww

他は全員きれいに出てます

↓ガクへの巻き込み事故から救出するときに、うっかり刃先を新芽に当てた感触がありまして・・・・・・

気のせいだと思いたかったけど、やらかしてました

先端近くに傷がぁ~

これ以上目立たなきゃいいけど

しかも新品種でまだこの株だけっていう、展示不可になっても代わりがいないやつ

↓一人暮らしからいきなり大所帯になった葉っぱ

霰斑と胡麻斑が他のよりちょっと違うんです

これもきれいな葉っぱになりそう

↓シンクロ率90%だった新芽たち

一週間でこんなに大きくなりました

↓お気に入りナンバーワンの錦松

芸はきれいに出てるけど形が・・・あまりにも悪すぎる・・・

成長過程でどこまで整うかorz

あまり期待はできないけど

↓襟合せがハンパない子

↓伊勢摺墨は葉縁がうにょうにょします

小さくてももううにょうにょしてます

↓シメはくちゃくちゃ三連弾

こんなくちゃくちゃから真っすぐの葉になる自然の神秘

(たまにまっすぐになりきれてないのもあるけど)

 

もうちょっとしたら斑芸もはっきり出てくると思うので、次からは全部ちゃんと品種名を入れようかと思います