古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

新芽成長記録 4/25

見た目がほぼ完成形の葉っぱが増えてきました

葉っぱの面積もぐんと広がり、色の薄い葉っぱがじわじわと色を濃くしていく、(松〇)しげる準備期の到来です(適当)

完成したように見える葉もまだ葉っぱの成長は続いているので、水やりもまだまだ甘めでいきます

表面が乾いたら、すぐ下が乾いていなくても抜けるまでたっぷりやってます

 

ではここから成長中の新芽(もう新芽とは言わん?)たちをお楽しみください

品種被りもあるけど、たぶん102枚あります

 

↓螢雪

全員、毎年安定した斑芸を繰り出してくれてます

今年の秋に割れそうなら割る予定

↓目覚

まだ地色が薄くてしょぼく見えますが、これからもっと濃い緑になっていきます

地色って意外と大事

↓緑冠

↓三保の松

ちょっと貧相な三保の松さん

もっときれいになる品種です

↓六歌仙

かなりいい出来の六歌仙

というか出来杉くん

葵錦と間違えやすい出来栄えです

↓六歌の華

↓葵錦

↓葵錦

葉形と芸が良くても地色が薄いとやっぱり残念な感じになります

早く濃くなれ~~~

↓玉霰

我が家では最底辺扱いだけど、ちゃんと目を向けると意外ときれい

↓一枚だけ図が入りました(図というか虎斑というかシミというか)

一応、裏からも透けて見えます

↓白鳳

↓高楼の宴

未登録品種の葉変わり株。様子見中

↓吉野桜

↓竜錦丹

↓福姫

髭が上芸して喜んでいたら、下がり藤の部分が作落ちしよった(アカン)

↓福姫

まだ地色が濃くなる前の松〇しげる準備期だけど、下がり藤はくっきり

上の上芸葉っぱにこの下がり藤が出てくれてれば申し分なしだったのに

↓葉桜

↓日の出

↓辨天

↓福玉錦

色が薄すぎて本芸とずいぶんかけ離れているけど、これはこれで浅斑がきれいです

絶賛しげる準備期

↓福娘

↓春河

これもまだまだ濃くなりますよ

↓錦松

今年は残念な出来かも

鮮やかさが抜けて全体的にどす黒くなってきました

しょうがない

こういうときもありますわな

↓白神竜

まだまだ成長途中

↓友白髪

↓業平

葉先の穴は新芽時代にカッターの葉先がほんのちょっとだけ当たった結果です

ごくわずかに「かすった気がする」だけだったのに・・・・・・

お気を付けを

↓天竜

↓いつの間にかあったラベル無し

斑といい小さな蝶といい、このまま成長したら白楽天と同じ芸だそうです

数年間は様子見かな~

↓宝錦

↓太陽

↓地球宝

↓千代の寿

↓玉桜

↓蘇雪

お分かり頂けるだろうか・・・・

霰斑が面白い品種です

↓伊達扇

まだ完全体ではないけど、大量絶滅期前に撮られた写真にある本芸に似てきたので嬉しくてパシャリ

本芸に戻ったらお披露目します♪

↓高千穂

今年の高千穂はきれいにできるかも

しっかり地色がのるのが楽しみです

↓千代田の松

きれいな芸になって喜んでたら・・・葉形うねった・・・orz

↓谷間亀甲

江戸時代からある古い品種

一生懸命令和の時代に生きてくれています

じいさん、がんばれ

↓雪橋

↓雪橋

↓星雲

↓雪光殿

↓雪光殿

↓彗星

↓彗星

↓摺墨

摺墨のアイデンティティは地色の濃さ!

まだこれからガンガン濃くなります

↓日月

↓瑞玉宝

↓不知火

↓最中の月

まだ幼葉です

↓黒牡丹鯰斑

↓黒牡丹霰斑

よ~く見るとわずかに斑が点々と

斑が出ない年もあるけど、「出ないときは黒牡丹」というわけではないです

この二つは別物です

↓黒牡丹

↓優宝

見た目だけならかなりきれいな葉っぱになったのに・・・

下がり藤が薄すぎて残念過ぎる・・・・・・

極太の下がり藤がきっちり出るのが理想です

↓三光錦

↓白雪

出来のいいやつ

↓白雪

普通のやつ

↓白雪

白雪界の松〇しげる(左)と鈴〇その子(右)

知らない世代も多そうだけど

↓御所桜

↓御所桜

二枚とも芸が逆転してます

↓高楼の宴

↓玉鳳

↓銀玉錦

芸はきれいにできたけど、葉形ガタガタorz

ここからどれだけ真っすぐに近づけるか・・・・・・

このままだったら展示できませんがな

↓煌滄

↓玉通

↓螢雪

↓銀輝晃

これもまだまだ濃くなります

↓吉法師

↓金牡丹

↓金牡丹

↓老楽

↓冠白

↓華心

浅斑が鮮やかで良き良き♪

↓安土の誉

↓旭鶴

↓宇宙兄弟

↓織姫

↓おかめ

↓天平殿

本芸の葉に隠れて超上芸してました

ひげが亀甲まで発展してまるで金龍宝のように

固定・・・させたいな

↓天平殿の普通の芸

↓六歌仙

網目亀甲と薄い色合いとノリ

優しい雰囲気に仕上がりました

網目亀甲なのは上芸として、この感じがザ・六歌仙です可愛い

↓紅孔雀

コントラストがふつくしい

軸が間延びしてるけど

↓雷雲

↓白蝶

下ものだけど、きれいだなぁと個人的に思う品種

「白い蝶」

まさに名が体を表しています

↓長盛殿

↓羅紗丸

図の入らない品種

アマギカンアオイに見られるらしい、ワニ革みたいな質感がイイ

↓星の誉

天竜とはまた違った雰囲気の「覆輪もどき」

細かいのがいっぱい連なっていて天竜よりおしゃれになりました

写真では分かりにくいかも

展示会に連れていく予定です

↓正体不明

ラベル無しで斑芸確認中の子です

芸といい、葉形といいなかなかの美人さん

↓芋吹きから発生した六歌仙の図

順調に育ってまいりました

もう、これ以上は色変わらないかも

↓六歌仙の図

↓葵錦

去年、一番きれいだった葵錦さん

液肥実験に使ったせいか、やたらと濃くなりました

ほどよく濃いのはいいのですが、なんか・・・鮮やかさを感じない・・・

↓金牡丹

こちらも液肥実験株

これも地色が妙な黒さになりました

去年は全然色がのってこなかったのでかなりの変化です

↓御所桜

これも液肥実験株

逆芸品種で、薄い色の部分が地色扱いです

緑の斑が鮮やかに入って、なかなかきれいにできました

まめに手をかけたので葉の向きも良く葉形も整っています

ちょっと自信作♪

↓六歌仙

すごい網目亀甲になってます

↓吉法師

上の大きな葉二枚が玉冠と同じ芸

↓金城冠の斑

↓成長が早い葉っぱばかり撮ってきましたが、中にはこんなのもいます

遅くてもご安心あれ

↓地植えの玉霰

色んな仲間と一緒に、ワイルドに育ってます

白いスミレとか植えた記憶無いし

↓玉霰のお隣さん

ウズラ葉カンアオイ

ちっさい葉みっちりでかわいい

 

まだ成長してきてない葉っぱもあるので、他に撮れる葉が増えてきたらまた成長記録まとめます

 

いい出来のものを6/3.4の展示会に持っていきます

愛知県みよし市の文化会館サンアートでの開催です