古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

千代田錦(ちよだにしき) Chiyoda-Nishiki

 

f:id:megumiio:20190804164309p:plain
f:id:megumiio:20190820183220p:plain


f:id:megumiio:20191121222257j:plain

 

登録年:1941年(昭和16年)→昭和60年再登録

流通が少ない為一度名鑑から消え、また斑芸が多少変わったため再登録

葉形:大形の円形葉。表面は平坦

葉肉の厚い毛葉

葉色:深緑色

斑芸:亀甲(中密)、玉(中・薄緑)

斑芸変化:玉の大小

特記:玉とは言い難い為、当方では峰と呼ぶ

襟合わせ:深い

 

古いですが数が少ない為、貴重な品種です

大会にも全然出てきません

美しい斑芸なのに残念です

 

f:id:megumiio:20191208124249p:plain

 

f:id:megumiio:20191208124516p:plain