古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

昭和時代に撮った細辛の写真色々発見!!

大掃除をしたら昭和の匂いがするアルバムが出てきたのでいくつか放出します!!

 

f:id:megumiio:20191019204815j:plain

f:id:megumiio:20191019204734j:plain

f:id:megumiio:20191019205520j:plain

 

葵錦

f:id:megumiio:20191019205642j:plain

おそらく葵錦の初代株です↓

f:id:megumiio:20200112105423j:plain

 

おかめ(初代株)

f:id:megumiio:20191019205826j:plain

 

雪光殿の発生親

この株から雪光殿が発生しました

小さい葉がたくさん出るところが雪光殿との共通点です

f:id:megumiio:20191019210004j:plain

 

嵯峨錦

今年新しく登録された品種です

種から作り出した初代株の写真を見つけました

二重蝶、谷、斑がくっきり出ています

f:id:megumiio:20191019210549j:plain

 

謎の株と高千穂

謎の株

亀甲の細かい部分のツブツブ感がキモいので写真を撮りました

高千穂と似ていますが斑が全く無くノリしかありません

名前もついておらず、今はもう存在しない株です

こういう、中途半端な出来の株が昔は色々ありましたが、

今ではほとんどが消滅しています

f:id:megumiio:20191019211428j:plain

 

こちらは高千穂です(昔の写真)

上の株と違って、全体的に斑が出ています

葉が大きくなるほど緑が濃く美しくなります

まだ株数が少ないので大事に育てているところです

今の高千穂の写真は品種紹介の方に載せてあります

f:id:megumiio:20191019211822j:plain

 

白光竜

初代ではないですが、先祖の写真です

一番手前の葉が一番きれいに出ている葉です

f:id:megumiio:20191019212547j:plain

 

踊り子

初代株です

f:id:megumiio:20191019212928j:plain

今の踊り子です

フレアスカートみたいに葉全体がふわふわとうねる事から名前がついています

本来はこれよりもっとうねります

f:id:megumiio:20191019213039j:plain

 

煌滄

の初代株です

もともとは紺谷錦(こんたににしき)と呼んでいました

パッと見違うように見えますが、特徴である緑の谷(逆芸)が出ています

f:id:megumiio:20191019214025j:plain

 

玉御陵(たまごりょう)

の初代株です

写真では分かりにくいですが緑の亀甲と峰があります

上作になると峰でなく、玉のようになります(奥の葉)

f:id:megumiio:20191019214312j:plain

 

白雪(しらゆき)

の初代株です

今年やっと手放せるくらいまでの数になりました

が、まだまだ少ししかないのでまた増やしていきます

来年登録予定です

斑ものとしては逆芸もあり多彩なので、楽しみやすい品種です

f:id:megumiio:20191019214708j:plain

 

金龍宝(きんりゅうほう)

蝶谷系の最高ランクの品種で、中でも、最高ランクの斑芸を出している葉です

この写真以来、この芸は出ていません

プレミアキャラです

最高ランク↓

f:id:megumiio:20191019220618j:plain

その次↓

f:id:megumiio:20191019215251j:plain

 

気が向いたらまたランダムに写真を選んで載せるかもしれません