世間では紅葉のプロフェッショナルたちがどんどん染まっていって、人々の目を楽しませていますが、細辛の世界でも地味に紅葉が始まりました。
姿自体が地味な細辛、もちろん紅葉も地味です。さらに紅葉の始まり方も地味です。
そんな地味紅葉、撮ってきました。
葉裏から、葉縁から、葉先からじわ~っと赤く染まっています
今はまだ薄いですが、これからまだじわじわと濃くなっていきます
今年はいつまでも暖かいから紅葉も遅いかなと思いきや、去年のデータを見たらそんなにも変わりませんでした
紅葉の条件としては、秋によく日光に当たること。実際うちの棚でも日当たりがいいところの株が紅葉していますさらに肥料がよく効いていると紅葉するといわれていますが、隣同士や同じ鉢の寄せ植えでも紅葉しているしていないがあるので、結局は個体差なのかなぁと思います
去年の紅葉で特にお気に入りだった葉っぱの写真を置いておきます
細辛の紅葉はそんなに気にするほどきれいでもないですが、たまにこんな風にきれいになることもありますよ。ということで
↓白雪
白い斑が多いのでそこがしっかり染まって、緑の地色とのコントラストがきれいに出ました
↓黒牡丹
星形をくり抜くように染まりました
↓黒牡丹の表側
地色が非常に濃いので分かりにくいですが、裏の星型と同じように染まっています
劣化色々
紅葉以外にも、秋になると「劣化」という変化が始まります
そんな劣化葉っぱたち
他にも色々な劣化のパターンがあり、きれいではないけど個性的です
まだまだきれいな状態の葉っぱも
↓福恵比寿
↓鳳来の華
↓おかめ(お化け株)
↓雪光殿「春粧」
おまけ①
幼葉しかついてない小さな株になんと花がつきました
唯一の葉っぱは親指サイズ
株が小さいので他の品種と同居させてます
↓花もミニ(比較対象は小指)
↓しかもよく見ると花とは別に新芽がついてます(葉軸の元に)
無茶しやがって・・・・・・
おまけ②
ふとある日、「どなたさん?」って葉っぱを発見
ラベルを見たら老楽でした
葉っぱが無くなってしまった株から出た老楽の秋葉です
本芸とは似ても似つかない葉っぱ
でもなんか嫌いじゃない
おまけ③
推しメン錦松
全品種の中で一番好きな模様です
全品種の中で一番きれいだと思ってる異論は認める
しっかり開花してひと安心♪
やっぱ花は地味やな、知ってたけど・・・・・・