古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

来春に思いを馳せてみる

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秋に地植えから戻してきたまだ小さめの株たちの寄せ植えです

人間でいう、幼稚園か小学校のような感じです

葉っぱは虫食いでぼろぼろですが、たくさんの株に花がつきました

花は芋が成長している証です

そして、健康である証です

もし花のある時期に細辛をお迎えすることになったら、花がついている株を選ぶと安心です

 

花までは無理でも葉っぱは作れるよという株もいくつもあります

見えていないところにおまけがついている可能性もあります

もしこれらが、一鉢植えで見ごたえある状態になれば、鉢の数は一気に増えます

 

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秋に入手したガサガサ葵錦さんもいつの間にか3つも花を付けていました

確認していないので、見えないところにまだおまけが出ているかも

まだしばらくは株は割れませんが、来春にはかなり見ごたえのある株が作れそうです

 

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こちらのささめ雪、お気に入りの株ですが、今年は本葉1枚とわき葉が2枚でした

花があるので来年は本葉1枚確定。

そして左の茎の根元に小さな新芽があります。

小さいですがこの茎にはこれ1つしか無いのでおそらく本葉になるでしょう

合せて本葉2枚確定です

あとはもしおまけが1枚出たら本葉が計3枚!楽しみです!

デジカメでいつも撮っているので一眼レフ買おうかなと思うくらい楽しみです

 

どの品種が何株あるのかは把握していませんが(地植えからの出戻り)、もしかしたら放出できる品種があるかもしれません(そんなに数は手放せませんが)

春になって、いい状態のものを希望する人に提供できたらいいなぁと思っているので、それを目標に今、大事に育てています