新しい葉の命綱:ひげ根を見てみようプロジェクトの続編です
玉霰×2で開ける予定でしたが、予定変更で玉霰とおかめをあけました
左:おかめ 右:玉霰
まずはおかめから
今回ももちろん定規とピンセットを駆使してそっと土を出していきます
結果は・・・
ちょっとだけ生えていました(やたら長いけど)
線虫みたいな細いにょろにょろしたものがひげ根です
できたてほやほやなのでまだ真っ白できれいな色をしています
次に玉霰
玉霰の方がたくさん生えていました
でもこれでも少ないんです
この先もっと本数が増え、今生えているサイズのひげ根からさらに細いひげ根が生えてきます
そうしてたっぷり水や栄養を吸って新葉を育ててくれます
今回あけた株は前回とは違う株で、いつ頃生え始めたのか分からないので、やっぱり2月から植え替えは避けた方が無難だと思われます(前回あけたのは2/4)
こちらでも代々「2月から禁止」と伝えられています
植え替えることでひげ根を傷つけたり乾燥させてしまうリスクがあります
そのせいでひげ根が黒ずんでダメになって、葉っぱに悪影響を及ぼす可能性があるのです
とりあえず今回無事ひげ根を見ることができましたが、正直物足りない!
というわけで3月にまたあけてみたいと思います
そーっと土を戻してひげ根観察セカンドシーズンはこれで終わり
来月開催予定のひげ根観察サードシーズンをお待ちください
本格的に暖かくなる前に・・・
ひそかにやることがあります
それは
コレ、枯れた花です
もう種ができている可能性ゼロの花です
このまま付けておくとカビてきてそれが本体にまで伝染する可能性があるので
摘み取ってしまいます
指で取ろうとすると意外と硬く、茎ごと折れそうになるのでピンセットなどを使ってそっと取り除いてください
これもカビてうつりそうだから取るのかな?と思いきや、茎の部分がまだ青々としているからあえて取る必要もないです(切り取っても問題ないですが)
花も葉も、カビが本体にうつりさえしなければいいので、無理してまで急いで取らなくても大丈夫です
来月になるとどの株も目を覚まし、新芽を伸ばし始めます
それに伴い、新芽が伸びるのを邪魔する場所にある葉っぱは切り取る必要があります
今月うちに切り取ってもいいですし(できれば最低一枚は残す。水やりの目安にするため)、まだそんなに伸びていないからもっと伸びてきてからでも全く問題ありません
決められたタイミングは特になく、新葉ファーストにさえなっていればOKです
一部目を覚ました品種たちがいるのでついでにレポートしておきます
①玉霰
雪光殿が暴走してると思いきや、さらに上がいました
その名も玉霰
いつのまに!!!???(´・ω・`)
今日まで全然気が付きませんでした
葉先がつぶれているのが残念ですが、かなり開いています
まだ完成しきっていない質感が新鮮です
玉霰の新芽と花たち
開いてはいないものの、ぐんぐん大きくなっている新芽がたくさんあります
カンアオイに近い品種だから細辛の他の品種とはタイミングが違うんでしょうか
そういえば、玉霰の花もよく見ると他の品種とはめしべの形がだいぶ違いました
②雪光殿
色んな鉢に雪光殿(の超小株)を居候させているため、どこに入っているか忘れてしまいましたが、色々なところからぴょこぴょこ新芽が出てきました
前回見つけた新芽はこんなに大きくなりました
よーく見ると小さな蝶がもう出現しています
12月にノリノリで伸びていた新芽は・・・召されました・・・
だから寝てればよかったのに・・・(´・ω・`)
寒さには勝てなかったようです・・・
③色々
おかめ(今回あけた株です)
品種未確認
秋に紹介した白雪の新芽です
左側は鎧と花に挟まれた新芽が育ち、右側には鎧のない新芽が育っています
当時は鎧なのか新芽なのか不明で、斑芸が見えるからおそらく新芽だろうと結論づけていましたが、今のとこ無事に育っています
ですが、鎧に守られた左の新芽の方が優先されると思われるのでこの先、右側の新芽はどうなっていくのかは分かりません
品種未確認
品種未確認
玉霰と雪光殿がどんどん伸びている中、ほとんどの品種はまだ鎧から少しだけ出た状態で止まっています
もう少ししたらどの品種も伸び始めてくるので、これからが楽しみな時期です
おまけ
今回あけた玉霰です
鎧から新芽が出てくる感じが昆虫の羽化のようです
羽を広げるように葉っぱも広がるところが昆虫も植物も共通していますね
もうすぐ、水やりが増えます
新葉のために大切な時期です
詳細をまとめて近いうちに記事を書くので、参考にしてもらえたら幸いです