古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

あけてみた!玉霰

ひげ根はまだ出ていませんでした・・・・

 

ひげ根の写真が無いなら開く価値無しって方のために結論から書きましたが・・・

開いてくださった方のためにきちんと書いていきます

ひげ根がある前提で鉢から抜いているので参考にはなるかなと思います

 

ちょっと早いかなと思いつつも暖冬だからもしかしてという期待を込めて本日2/4にwktkしながら実行しました

 

まずは、今回の犠牲s・・・被験者

玉霰さんその①とその②

   ↓

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葉っぱはついていませんがだいたい同じくらいの大きさの株です

本当は3株くらい開けたかったけどさすがに拒否られましたw

 

根っこを乾燥から守るため、特にひげ根を守るため、エアコンをつけていない部屋であけます

植わっている状態での水切れはまったくもって問題ないですが、土から出した状態では根っこの乾燥に注意です

(なので、ガチの植え替えの時には出してからの待機中は水もしくは消毒液に浸けてます)

 

ふだんなら鉢をたたいて振動で土を落とすところ、ひげ根を傷つけないために定規でそっと土を掻き出していきます(そこに定規があったから)

使いやすいいい道具があれば何でもOKです(定規である必要はない)

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時間をかけて丁寧に丁寧に掻き出して・・・・

 

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ん・・・?

なんということでしょう

つるつるだった根っこは

変わらずつるつるではありませんか・・・orz

 

「生えてやがらねぇ

早すぎたんだ・・・」

巨〇兵のように腐ってやがる状態よりましですが。

 

ちょっと早めでも多少は生えてると思ったんですがねぇ

さすがにふさふさは期待してなかったとはいえ・・・

暖冬なんて知ったことじゃないのか、花を開くことに夢中なのか、まったくアテが外れた一日でした

 

なので、植え替えしたい方はまだギリいけそうです!(自己責任で)

即効性肥料派の方はもうちょい待った方が良さそうです

 

リベンジは今月中旬以降に予定してます

日にちは未定ですが・・・

楽しみに待っていてもらえたら幸いです

 

もうしばらくは何の面白みもない品種紹介が続きそうです

ちょっとした雑学なんかもまとまり次第載せていきます

春になったら種をとることもやるので、それまでに(間に合えば)実生による新品種作成の資料もまとめ次第記事にしたいと思います

 

 

ちなみに、昔の愛好家の方が本に書いた記事には

「植え替えは成長期の2月から5月までの間に」とありました

スパルタかな?(;゚Д゚)

 

megumiio.hatenablog.com