古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

芋吹きやら開花やらごった煮記事

以前見つけた、20年くらい前の芋から出ている芋吹き君、ついに地上に姿を現しました

令和の時代へようこそ♪

昔と違って今は猛暑だけど頑張っておくれ

 

ちなみに地上に無事ひょこっと出てくることを「芋吹きする」といいます

 

使い方の例

「この株、芋吹きするかもしれんで気にかけとったって」(動詞)

「おお!芋吹きしとるが。葉数増えるで春がどえりゃあ楽しみだがね」(動詞)

「触ったら芋吹き折れてまったがや」(名詞)

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛・・・・・・芋吹きがぁぁぁぁぁ・・・・・・」(名詞)

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↓同じ株の一番新しい部分

上の新芽は枯れてしまいましたが、その下の新芽は無事大きくなって地上までもうすぐです

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↓全体図

左端が芋吹きです

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根腐れで死にそうだったハイドロの玉霰

小さすぎて何がどうなっているのかよく分からないけど、新芽が育っています

鉢から出して根っこを調べたいのをぐっと我慢して成長を見守ります

葉が展開したらあける予定

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 前回根っこチェックしたときの記事です

一応置いておきます

megumiio.hatenablog.com

 

 

↓玉霰の開花も始まっています

細辛の他の品種に比べて、開くとシャープな形をしています

でも蕾のうちはやっぱり他の品種同様、塩ゆでした枝豆みたいです♪

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↓しつこくも紅葉の写真追加

玉桜さん、だいぶピンクが濃くなっています

実際の見た目と同じようには撮影できないですが、濃い桜色が美しいです

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↓面白い染まり方をしているのでパチリ☆

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おまけ

↓深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいている・・・かもしれない

ちっちゃい貞子が出てきそうw

サカワサイシンとパンダのミックスです

もう終わりかけのボロボロ花ですがモコモコ感がミクロの世界のようで・・・キモカワイイ・・・・・・?

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実は

園芸JAPANという雑誌に連載させて頂いてます

3月号は【新芽ファーストのための剪定】

マニアックなお手入れの解説記事です

ブログでも去年記事にした内容ですが、興味ある方是非どうぞ♪

うざい(と思われてるかもしれない)ネタ無しでまじめに書いてます☆

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