(本格的なひげ根の写真も途中にあります)
細辛の栽培におけるセオリーというか常識をガン無視することを思いついてしまいました
こんな(あほな)こと考え付いた細辛愛好家は過去にいないはず
しかも、前回の記事で「細辛は和の空間を飾り付ける装飾品だ」と言っておいて舌の根も乾かないうちにやりました後悔はしていない
いざゆかん!常識の向こう側へ!!!
相変わらず今回も被験者に選ばれる雪光殿さんと玉霰さん
用意するものは・・・
お分かりいただけただろうか・・・
侘び寂と縁もゆかりもない
ハ イ ド ロ カ ル チ ャ ー
(猫型ロボット風に)
いわゆる水耕栽培だから、乾かし気味に育てる細辛でやったら根腐れ確定だと思っていたんですが
葉が完成する前の今ならいけるんじゃね?と考えまして
それに鉢の中の具合がいつでも確認できる状態で、色々と見えてくるものもあるのではないかと・・・
やり方は全く分からなかったのでネットでみっちり調べました
するとすると、水切れさせることもでき、日光は避けるべきなどの記述がありました
これは好都合!
春以外は細辛はあまり日に当てません
成功したら何か細辛の新しい扉が開けるかもしれない!
ダメで元々。デッドエンドになる前に元に戻せばいい
まずは丈夫な二株で始めてみて、水の状態や葉の完成具合、完成後の株の状態などこまめにデータを取っていこうと思います
では植え替えの手順と様子をまとめていきます
ハイドロボール(ボール?)は中粒と小粒をブレンドしたもの
まずは玉霰を鉢から出します
ここで、(マニアックすぎて多分)本邦初公開
ガチのひげ根にやっと出会えました
2枚目はピンボケで分かりにくいですが、白い細いひげ根にびっしりとカビのような細かいひげ根が生えています
これが、葉が完成したら召されてしまう儚いひげ根です
初めて見ましたが、こりゃ確かに植え替え禁止と伝えられてきたのも納得
こんなにフサフサだとは!
「ハイドロボール堅そうだけど大丈夫かな?」と思いつつ粛々と作業は進みます
水風呂に浸かってスタンバイ中の玉霰さん(根っこ乾かし厳禁で)
底が見えなくなるくらいゼオライト(汚れ吸着剤的なもの?)を投入
水を5分の1ほど入れます
(いつも霧吹きに入れて葉水に使っているHB101という活力剤を水の代わりに入れました)
ハイドロボールを適当に投入(浮くんかい!?驚)
いったん株をセットします
ハイドロボールを足しながら少しづつ丁寧に株の位置を変えていきます
できあがり(ものすごいコレジャナイ感)
映す角度を変えてもコレジャナイ感
新葉がもっと出れば良く見えるのか、斑芸がもう合わないのか・・・
とりあえずお試しなんでまあいいや
雪光殿もやります
こっちの細かいひげ根は目視できませんでしたが、写真だとあるような無いような・・・
・・・新葉が徒長なしでもっと数も増えれば見られる・・・かな?・・・
とりあえず先発隊2株完成!
水の具合はこんな感じ
外から根っこが見えています
観察には都合がいいのですが、根っこにはよろしくないので
普段は新聞紙で覆うことにしました
良さげだったら、第2陣、第3陣と作ってデータを取っていきます
もし興味持ってやろうと思ってくださったら、ちょっと待っててください
ハッピーエンドでもデッドエンドでもデータ等はきちんとブログに書くので、安全が確認されてからトライしてもらえたらうれしいなと思います