古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

ハイドロカルチャー続々増殖中

思い起こせば一か月前・・・

「とりあえず実験的に2つだけ作って様子を見よう」

「どうか根腐れ起こしませんように」

「うまくいくといいな」

「細辛には無理だべ」

そんな感じでおそるおそる始めた細辛のハイドロカルチャー

 

本日5鉢増えました(笑)

 

ほんとは普通の栽培方法でやりたかったのですが、

父の

「いやー、水やり楽だわー」

には勝てませんでした

 

今回は少しだけまたやり方を変えたので合わせて紹介していきます

 

今回ハイドロデビューしたのは最近仲間入りしたこのお三方

①斑入りフタバアオイさん(徳川家の家紋のモデルになった植物)

カンアオイの仲間で、細辛にとっては遠い親戚のおじさん的な?ちがうかな?

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②三光錦さん(細辛)

カンアオイに似てる斑芸のものがありますが、この品種は青軸素心です

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③紅孔雀さん(カンアオイ

昔は細辛の銘鑑にも載っていましたが、今は外れています

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鉢からあけてみた結果

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紅孔雀は1つわざと割ったので合計6株になりました

 

で、

今回初めてやった取り組みはというと・・・ 

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左:日向土100%、右:日向土とハイドロボール5:5

 

崩れにくい日向土って、ハイドロボールと同じように使えるんじゃ?ということで

とりあえず混ぜてみました♪

手順は今までと同じなので割愛します

完成形がこちら↓

フタバアオイ

ビールジョッキver.

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焼酎のぐい飲みver.

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②三光錦

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③紅孔雀

ぐい飲みver.

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グラスver.

この株のみ試しに日向土100%で植えてみました

ちゃんと根っこの状態も分かるようになっています

ハイドロボールと同じ管理で作っていけると予測しつつ、常に気を付けながら管理してみます

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鉢(ぐい飲み)の舞台裏

今までの管理で水が無くなる日数が目星ついたのでそのタイミングでこの規定量を与えると管理しやすいです

初代(玉霰・雪光殿)は間も無く一か月たつのでこの一か月の様子や水やり等まとめたものを近日中に記事にします

 

 

今回は邪道さも含めてちょっと見た目にこだわって容器を選んでみました

私的にはジョッキもぐい飲みもなかなか合うんじゃないかな~とは思っていますが如何でしょうか?

ハイドロカルチャーがこの先もうまいこといけば、もっと魅せるための容器の選択肢が広がるのではと思い期待して作っております

また、ハイドロカルチャーで他にもやってみたいことがいくつかあるのでこの先もチームハイドロは増殖していきそうです

ただ、どう転ぶか分からない大きな問題が2つ見えているんですがね・・・

それにぶち当たるのはまだ先の事なのでおいおい書いていきます