古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

腐葉土で・・・

以前紹介した、昔のガチ勢による本に書いてあった、

「腐植土もいいよ。炭素いっぱいだからいいよ。」

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ほんとかよ!?

と半信半疑ながらも

やってみました(・∀・)

 

腐植土・・・腐葉土そのものを指してるという解釈でいいのかな?

ということで

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初めて使うけど、これほどまでにそのまんま葉っぱとは思わなんだです

が、

山や森に入った時に足元で枯れ葉がふかふかしているあの感じ

そしてそこに細辛が生えている(実際は自然の中には生えていない)

そんな雰囲気を鉢の中に作っていきたいと思います☆

 

今回の被験者

水大好き「雪光殿さん」とそうでもない普通の細辛の性質「おかめさん」

スタート前の根っこの様子とこれからしばらくの水やりの間隔を記録しておいて、3か月後くらいに根っこを見てみようかなと思います

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↓おかめの根っこ

まあまあイイ感じです

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↓雪光殿の根っこ

おま・・・まじか・・・

しょぼっ!実験に使うのが不安なレベルだけどもう、いまさら

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↓さすがに腐葉土オンリーで作る勇気は無かったので

袋に書いてある山野草ブレンドだと赤玉土鹿沼土でほとんどを占めるので、その配合をガン無視して腐葉土2:日向土小1に日向の中粒を寸志で

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森の中に生える細辛をイメージしてたのに

ナンカチガウ・・・

 

ナンカチガウ・・・

 

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とは思いつつもとりあえず父の手元を離れてマイコレクションの一角に収まりました

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そして

数時間後・・・夜・・・

腐葉土は空気を含みすぎて根が安定しないのと水分を含みすぎて根腐れしやすいので、ブレンドするときは分量に注意する」的な文章を見つけてしまう

 

ほとんど腐葉土ってあかんやん!!

 

というわけで、急遽手直し

日向の量を増やしてだいたい半々に

森感の追及はもうあきらめました

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また時が来たら結果報告をしようと思います