古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

線虫との遭遇

注:線虫の写真載せてます

にょろにょろ系苦手ガチ勢はお気をつけを

そんなにキモくはないですが(個人的意見)魚にいるアニーちゃんよりはかわいいです

 

先日、やばそうな株の根っこチェックをしていて発見されました

↓瀕死の株。線虫たちはこれにたかっていました。

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↓動き回る、元気いっぱいの線虫さんたち

長さは数ミリで、(多分)消化管と頭が黒いです

線虫はみんな透明か白だと思っていたので、黒い頭がおしゃれに感じます(錯乱)

(黒い点が頭)

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↓黒と白のコントラストがエレガント(?)

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株が弱ったから線虫にロックオンされたのか、ロックオンされたから弱ったのか

そもそもこいつらは何者なのか

園芸関連の線虫をネット検索しても「目に見えないサイズです」ばっかだし

いや、こいつらゴリゴリ見えてるよ

なんなら動きもちょっとかわいいよ

消化管(多分)に入ってる黒いのは未消化の芋か根っこかなぁ~と思うと殺意は湧かないでもないけど

 

蠅か何かのお子様的なものかなと思いつつも、なんかちょっと違う

線虫だって色んなサイズいるので、まあ、線虫で間違いないだろうけど、さすがに種類までは分かりません(そもそも一般人に線虫の特定は無理)

画像検索しても特徴が合うものが出てこないし(キモカッタ)

君たち、誰~????

 

ちなみにこの子ら我が家では激レアキャラです(世の中的には不明)

半世紀以上、最盛期には一万株くらい世話してる父が「めったに見れない」と言っていました

どんなうれしくないレアものだよ!(# ゚Д゚)

 

↓後からまた見つかった二匹(同じ株)

昼過ぎに見つけ、対線虫殺虫剤と共に水滴の中へ

白い粒が薬です

しばらく生きていて夕方には召されました(少なくとも三時間以上)

・・・・・・線虫専用・・・薬・・・・・・だけど・・・・・・

抗えない強大な力が怖いので、商品名は言わないでおきます

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今はもうお空の上にいますが、せっかくなら飼育して生態を調べれば良かったなぁ~と今更ながらに後悔

もしまたいつか見つけたらペットとしてお迎えしたいと思います

 

ちなみに、広く実験に使われる線虫の名前がかっこいい!!

C.エレガント

優雅な響きのお名前です(言いたかっただけ)