古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

秋の賑わい

あちこちで順調に育っていたぷりぷりの枝豆・・・蕾たちがいつの間にかすっかり開花しました

クッソ地味な素心花ですが、わりと個性があって見ているとこれはこれで楽しいので、写真でおすそ分けしていきます

 

ちなみに花にある三枚の三角のやつは花びらではなく、ガクです

ここが緑のやつを品種改良してきたのが細辛です

 

ガクが緑だけど、素心・・・(花)?

とか、植物初心者として思うところは色々ありますが、難しい部分には触れないでおきます

なのでさっくりと「花」として書いていきます

 

お花いろいろ

↓今回花の写真を撮ろうと思ったきっかけの花

割れて一枚っ葉の株になってしまった今年のNO.1葵錦さん

無事めでたく花がつきました

花がつくのは体力のある証

お元気そうで何よりです

葉っぱが劣化し始めた悲しみも花が癒してくれます地味だけど

↓きゅっと丸まったガク&質感モフモフタイプ

↓素心花

いくつ咲いても

地味は地味

↓雪月花の花

完全な素心ではなく、うっすらと色が入ります

プラスチックな質感

↓おそらく開花したて

汚れ一つないモフモフの澄んだグリーンはなかなかきれいです

↓モフモフとプラスチックの中間ぽい感じ

↓がっつりプラスチックの質感

作り物みたいです

↓プラスチック寄りのモフモフ質感

穴の周りが傷み始めてます

↓ちょっと大きめで、滲み出るラフレシア感に惹かれて撮ったのに写真で見るとあんまり・・・

↓逆に小さめの花も

コンパクトでかわいいです

↓真上を向いて咲いてくれている、カメラに優しいお花

撮りやすかった

↓全体的に傷み始めた花

ゴミまでつけて完璧!!(何が?)

↓これ見た瞬間、明石家さ〇まさんの口元思い出しました

〇んまさんが「ひょー」って言っているように見えるんです

共感してくれる人いるかなぁ・・・?

↓葉っぱの陰で「ひょー」

↓妙につるんとした印象の色黒さん

ぷりケツ

ガク筒

ぷりっとした後ろ姿がかわいい

 

新芽を愛でる

この時期、花以外にもワサワサ出てくるものがあります

それは新芽

めっちゃ小さくて、春までこのまま動きません

でも来年の主役たちなのでとても大事な芽です

株分けの時にこれを触らないように割るのに結構神経使います

「触るなよ」と言われたけど、たぶん手、当たっとるわ(笑)

 

↓前回くらいでちらっと書いた「芋吹き」

浅植えになっているうちの二つが出芽しました

完全に埋もれている芋は確認していません

↓花がつかないような小さな株や、小さく割れてしまった株などにも片っ端から新芽がついています

↓地上部無くなってハラハラしてても、株が元気ならひょっこり出てきます

 

昔(温暖化する前)はこんな時期に新芽は出てこなかったそうで

出芽チェックは2月くらいにやっていたとのこと

順調におかしくなってるようですね

ついでに、ブログ書き始めた三年前は、パンダとサカワサイシンのミックスちゃんが夏に咲いていたのを覚えているのに、今絶賛開花中。春にも咲いていたような気が

・・・四季咲き化???