古典園芸植物 細辛の世界

四代続けて細辛の栽培、品種作出をやっています。細辛の未来を危惧して、途絶えさせないためにも品種の紹介や栽培方法の情報放出をしていこうと思います。

冬の水やりは?

夏や秋のやり方を続けてください

以上。

 

 

ではなく、水やりの記事はしつこく何度も書いてますが

大事なことなので

また改めて書きますね

 

実際、水切れ具合の確認の仕方によっては一年中同じです

同じというと厳密には語弊があるかもしれません

目安の日数で換算すると冬は水やりのタイミングは他の季節よりも空きます

それは

冬は細辛は冬眠しているから

 

葉に一生懸命水を送ることをやめ、まったりのんびり眠っています

なので他の季節ほど水を必要としないのです

 

それは他の植物にも共通するようで、

衝動買いした観葉植物の水やりを調べていると

「夏は表面が乾いたら」

「冬は表面が乾いて数日後に」

という書かれ方をよく見ます

 

細辛においてはこの目安はNGです(一年を通して)

同じように表面が乾いていても、

使っている土の種類や粒の大きさで中の水の状態はかなり変わってきます

なので

表面を目安に水をやるとたいてい根腐れを起こして枯らしてしまいます

今までの年間管理の記事などで

「〇月は何日おき」

と書いてきましたが、これもあくまで目安です

「これくらいは保てますよ」的な感じです

これも使っている土で多少変わってきますが・・・

 

では、どうやって水やりのタイミングを見るのか?

初心者からマニアまでほぼ全く同じレベルで見分ける方法があります

それは

実際に葉や茎を触ることと見た目のコラボ

触ってみてシャキーンとしていたら水やり不要

(土の表面がカリカリでも問題なし。むしろ水やっちゃダメ)

なんとなくシナッとしていたら底から水が出るほどたっぷりあげてください

数時間もすればシャキーン☆としてきます

もし、うっかり忘れて「シナッ」を越えて

燃え〇きたジョーのように「クターン」としていても

ちゃんと復活します

 

余裕があれば、自分が使っている土だとどれくらいの日数でシナッとなるか

記録しておくといいかもしれません

春辺りの、水やりを増やす時期にタイミングを見るのに使えると思います

 

以前書いた水やりの記事も貼っておきます

明〇のジョーになった細辛の写真を載せてます

(実はジョーよりひどくなっても復活はします

でも何度も繰り返すと株が弱るのでジョーになる前に水やりしてください)

megumiio.hatenablog.com

ジョー判別法は一年中効果的ですが、

夏はまた独自の注意事項があります

まだ時ではないので

必要なタイミングでまた詳細を書きます

 

megumiio.hatenablog.com